A.個人差はありますが、だいたい20歳前後から生えてきます。
親知らずとは、1番最後に生えてくる永久歯です。第三大臼歯、または智歯とも言われます。個人差はありますが、だいたい20歳前後から生えてきます。しかし、この親知らずは生えている方向によっては出てこなかったり、半分だけしか生えてこないということもあります。さらに、生まれつき親知らずがないという方もいます。
親知らずに起こりやすいトラブルには以下のものがあります。
1.歯茎が腫れる
親知らずは歯茎を突き破って出てきますが、生えている方向によっては手前の歯に引っかかってしまい、半分だけしか出てこないかもしれません。そうすると歯と歯茎の境目に食べカスや歯垢がたまりやすいため、歯茎に炎症が起きて腫れます。
2.虫歯や歯周病になりやすい
親知らずは1番奥に生えてくるため、歯ブラシが届きにくいです。磨き残しが多くなりがちなため、虫歯や歯周病になりやすいです。
3.手前の歯への影響
歯と歯の間が虫歯になった場合、親知らずの1本手前の歯まで虫歯になります。また、親知らずが歯周病になった場合、手前の歯とも歯槽骨という骨を共有しているため、手前の歯も歯周病になってしまいます。
親知らずのことで気になることがある場合、歯科医師に相談しましょう。