A.唾液分泌量の低下により、乾燥したお口の中を指します。
ドライマウスとは、唾液の分泌が少なくなることによって口の中が乾燥することです。
ドライマウスの原因にはいくつか考えられます。
・ストレス
・口呼吸
・糖尿病
・シェーグレン症候群
・薬の副作用
唾液の量が少なくなると、お口の中の粘膜は乾燥し、ちょっとした衝撃で傷つきやすくなります。
また舌も乾燥するため、味覚を感じなくなったり、舌が摩擦によってヒリヒリして、食事すら取れなくなることもあります。
唾液の分泌量を増やすために、唾液腺マッサージをしましょう。
・舌下腺という唾液腺を刺激するために、顎先の内側を親指で優しく円を描くようにマッサージ
・耳下腺を刺激するために、耳の穴の前方にあるくぼみを親指でマッサージ
・顎下腺を刺激するために、顎のエラ部分の内側をマッサージ
また口呼吸が癖になっている方は、意識的に鼻呼吸するようにしましょう。抗うつ剤などのお薬は唾液分泌を抑える副作用があります。
ドライマウスの方は担当医師と相談して、副作用の少ないものを処方してもらいましょう。またこまめに水分補給して、乾燥から守りましょう。