A.1日1回、朝に舌磨きをしましょう。
朝、自分の舌を鏡でみると何色をしていますか?うっすらと白っぽい色をしているのは正常ですが、人によっては真っ白だったり、茶色だったり、さらには黒色の方もおられます。その正体は、「舌苔」と呼ばれる汚れです。舌の表面には無数のヒダが存在しており、そこに食べ物のカスや粘膜の垢などが溜まります。そのため口腔内細菌が繁殖しやすい環境となります。この舌苔は、口臭の原因となります。
舌磨きを行うときは、いくつかの注意点があります。
・強い力で行わない
舌の粘膜は弱いため、力が強いと傷つける恐れがあります。また嘔吐反射を引き起こしかねません。優しい力で行いましょう。
・専用の舌ブラシを使用する
いつも使用している歯ブラシは、粘膜を傷つける恐れがあります。専用の舌ブラシを使用してください。
・奥から手前へ一方方向に磨く
舌ブラシを舌の根元の方に当ててから、優しく手前に向けて動かしましょう。奥から手前に、数回動かしてください。
・1日1回朝に行う
歯磨きは毎食後しますが、舌磨きは1日1回で十分です。やり過ぎると、余計汚れがつきやすくなったり、粘膜を傷つける恐れがあります。起床後に、磨くようにしましょう。