A.保護者による仕上げ磨きが終わり、部活動などにより生活習慣が崩れるなどの原因が考えられます。
小学校卒業まで、保護者の方による仕上げ磨きがすすめられています。親の管理のもとにあるうちはよく磨けているため、虫歯になりづらいです。しかし中学入学後は、仕上げ磨きも卒業するため、お子さん自身の歯磨きの程度に依存します。ていねいに磨けていなければ、その分むし歯になるリスクは高くなります。
また中学入学後は部活動が始まるため、生活習慣、食習慣が乱れやすくなります。スポーツ系の部活をしていると、スポーツドリンクを飲む機会が多くなるかもしれません。しかし、スポーツドリンクの中には多くの砂糖が含まれています。水を飲む代わりにスポーツドリンクを飲み続けると、歯の表面が酸によって溶かされて柔らかくなり、虫歯になりやすくなります。部活に入っていなくても、塾などによって食事の時間が不規則になったり、帰る時間が遅くなって、歯磨きがおろそかになりやすいです。
虫歯を予防するために、以下のことを心がけましょう。
1.フッ素入りの歯磨き粉を使用する
2.定期的に歯科医院でフッ化物塗布してもらう
3.歯科医院でブラッシング指導を受ける