一般的に多いのは、噛み合わせ異常やストレスなどが挙げられます。
寝ている間に歯ぎしりをしていると、無意識のため、自分の体重以上の力がかかると言われています。歯ぎしりの原因には以下のものが考えられます。
・噛合わせのずれ
・過度のストレス
・過剰な飲酒
・過剰な喫煙
・逆流性食道炎
・食いしばり癖
歯ぎしりはさまざまな悪影響をもたらします。大きな力が歯にかかるため、歯がすり減ってきたり、被せものが割れたり外れたりすることがあります。また知覚過敏や、肩こり、頭痛、めまいの原因になることもあります。
歯ぎしりの治療としては、噛合わせに異常がある場合、正しい噛合わせにしてあげたり、マウスピースを就寝中に使用して、歯や顎への負担を和らげることができます。また正しい生活習慣を守り、十分な休息を取ることも効果的です。普段の生活で食いしばる癖のある方は、寝ている間も食いしばりや歯ぎしりをしている傾向があります。特にパソコンの操作をしているときや、力が必要な動作をしているときに食いしばることが多いです。できるだけ普段から食いしばらないように意識してみましょう。